日本の食は、産地の景色や人の手仕事、代々受け継がれた技と誇りによってできています。私たち JAPAN FOOD BASE は、その背景まで丸ごと体験してもらうことで「一度きりの輸出」を「続いていく関係」に変えていくプロジェクトです。合言葉は、「食べて、つながり、ファンになる」。料理をきっかけに生まれた好奇心を、物語とデータで育て、継続購入・ブランド化・輸出拡大へと橋渡しします。
従来の海外展開は、卸→飲食店で止まり、最後に選ぶ“消費者”の心に届かないまま終わりがちでした。私たちは、人気飲食店との協業で体験の入口をつくり、現地の生活者が「なぜこの日本食材を選ぶのか」を、ストーリーと数値で可視化します。そこで得た示唆を、商品改良や提案資料に即反映。価格競争ではなく価値で選ばれる道筋を、現場起点のPDCAで拓きます。
さらに、予約販売とノンアセット物流を組み合わせることで、在庫・保管・ロスのリスクを最小化。小さく始めて、大きく育てる。産地・飲食店・生活者の三者を結ぶ新しい商流を、私たちは現場とデータの両輪で設計します。